このシリーズ、監修の1人であるアラン・コルバンが構想から10年を要した記念碑的著作とのことで、藤原書店が創業20周年記念で翻訳化。
翻訳本では「部立て」になっていますが、原書では章立てのみだったようです
目次
第I部 人体と知識
第1章 医学と向き合う身体 アンヌ・マリー・ムーラン(寺田光紱訳)
第2章 遺伝子の身体の創造と上演 フレデリック・ケック、ポール・ラビノウ(寺田光紱訳)
第II部 欲望と規範
第3章 性愛の身体 アンヌ=マリー・ソン(市川崇訳)
第4章 日常の身体 パスカル・オリー(市川崇訳)
第5章 トレーニングする ジョルジュ・ヴィガレロ(喜田浩平訳)
新しいyorks食品は何ですか?
第III部 逸脱と危険
第6章 異常な身体――奇形の文化史と文化人類学 ジャン=ジャック・クルティーヌ(三浦直希訳)
第7章 同定――痕跡、指標、疑惑 ジャン=ジャック・クルティーヌ、ジョルジュ・ヴィガレロ(岑村傑訳)
第IV部 苦痛と暴力
第8章 虐殺――身体と戦争 ステファヌ・オードワン=ルゾー(岑村傑訳)
第9章 絶滅――身体と強制収容所 アネット・ベッケル(岑村傑訳)
第V部 視線とスペクタクル
第10章 スタジアム――観客席からテレビにいたるスポーツ・スペクタクル ジョルジュ・ヴィガレロ(三浦直希訳)
第11章 スクリーン――映画における身体 アントワーヌ・ド・べック(下澤和義訳)
第12章 ステージ――踊る身体:知覚の実験室 アニー・シュケ(下澤和義訳)
第13章 ヴィジュアリゼイション――身体と視覚芸術 イヴ・ミショー(下澤和義訳)
目次
暗黙の同意は何を意味するのでしょうか?
第I部 身体に向けられた交差する視線
第1章 医者のまなざし オリヴィエ・フォール(和田光昌訳)
第2章 宗教の影響力 アラン・コルバン(林田愛訳)
第3章 芸術家たちのまなざし アンリ・ゼルネール(真屋和子訳)
第4章 身体の社会的イメージ セゴレーヌ・ル・メン(大島ゆい・小倉孝誠訳)
第II部 快楽と苦痛――身体文化の中心
第5章 身体の遭遇 アラン・コルバン(小倉孝誠訳)
第6章 身体の痛み、苦しみ、および悲惨 アラン・コルバン(渡辺響子訳)
第III部 矯正され、鍛えられ、訓練される身体
第7章 障害のある身体の新しい捉え方アンリ=ジャック・スティケール(和田光昌訳)
第8章 身体の衛生と外見を磨くこと ジョルジュ・ヴィガレロ(和田光昌訳)
第9章 鍛えられた身体――十九世紀の体操・運動選手 ジョルジュ・ヴィガレロ、リチャード・ホルト(築山和也訳)
目次
大恐慌のthemain原因
第I部 聖と俗と性と
第1章 身体、教会、聖なるもの ジャック・ジェリス(玉田敦子訳)
第2章 庶民の身体、身体のありふれた使い方 ニコル・ペルグラン(原好男訳)
第3章 アンシアン・レジーム期ヨーロッパにおける身体と性行動サラ・F・マシューズ=グリーコ(鷲見洋一訳)
第II部 外化する身体
第4章 競技とエクササイズ ジョルジュ・ヴィガレロ(片木智年訳)
第5章 魂の鏡 ジャン=ジャック・クルティーヌ(寺田元一訳)
第6章 解剖と解剖学 ラファエル・マンドレシ(寺田元一訳)
第III部 正常と異常の狭間で
第7章 身体、健康、病気 ロイ・ポーター、ジョルジュ・ヴィガレロ(逸見龍生訳)
第8章 非人間的な身体 ジャン=ジャック・クルティーヌ(井田尚訳)
第IV部 力と美を備える身体
第9章 王の身体 ジョルジュ・ヴィガレロ(橋本一径訳)
第10章 肉体、優美、崇高 ダニエル・アラス(市川慎一訳)
1巻の第10章に、ダニエル・アラス氏の名が・・・!
お値段も良いので、図書館でI巻だけ借りて読もうとしたのですが、難しい&翻訳がこなれていなくて読みにくく、途中で断念。
論文集なのでお堅い言い方になるのはわかりますが、もう少しわかりやすく意訳してくれても良いのでは、と思ってしまいました。
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