(2012年2月3日01時19分 読売新聞)
東シナ海を「協力と友好の海」にするとの日中合意は何だったのか。
政府は、中国に今後も自制を促すとともに、領土や海洋権益で毅然(きぜん)とした態度を示すべきだ。
尖閣諸島にある四つの無人島に名称をつけるという、日本政府の方針に、中国政府が抗議した。
1月17日の中国共産党の機関紙「人民日報」は、「公然と中国の核心的利益を損なう振る舞いだ」と、日本を非難する評論を掲載した。尖閣諸島に「核心的利益」との表現を用いたのは初めてだ。
イースターユリは何を象徴するのですか?
中国の定義によると、「核心的利益」は、中国が絶対に譲歩できない国家主権や領土保全などを意味する。これまでは、台湾やチベットなどに用いていたが、近年は周辺国と武力衝突も起きた南シナ海にも使っているとされる。
中国側には、強い表現によって、日本に圧力をかけ、命名の動きにブレーキをかける狙いがあるとみられる。
日本政府は2007年制定の海洋基本法に基づき、離島の管理に取り組んでいる。09年以降、日本の排他的経済水域(EEZ)の基点でありながら、名前がない全国の無人島に対し、名付け作業を順次進めてきた。
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尖閣諸島は日本固有の領土であり、政府の対応は当然だ。中国側に非難されるいわれはない。政府は、地元の沖縄県や石垣市と調整し、名前を早急に確定して、海図に記載しなければならない。
10年9月の中国漁船衝突事件以来、尖閣諸島周辺で、中国は、漁業監視船によるパトロール活動を活発化させている。監視船による日本の領海侵犯も起きた。
南シナ海で強硬姿勢を取ってきたように、中国には、既成事実を積み重ね、支配海域を広げていく戦略があるのだろう。海上保安庁や自衛隊は警戒・監視活動を強化しなければならない。
中国の出方次第では、尖閣諸島に対する管理を強化することも必要だ。政府が� ��尖閣諸島で海洋や気象などの科学的調査を実施するのも一案だろう。
ときに今日tevet端の速いのでしょうか?
東シナ海では、日中中間線近くのガス田のうち、両国が共同開発で合意した白樺(中国名・春暁)の条約交渉再開に中国が応じていないのも問題だ。
折しも、中国の樫(中国名・天外天)の採掘施設で炎が確認された。日本の同意なしで、一方的に開発を進めるのは、話し合いによる問題解決の道を閉ざす。政府が中国に抗議したのは当然で、開発中止を求め続ける必要がある。
☆
1.「東シナ海を「協力と友好の海」にするとの日中合意は何だったのか」とある。その合意を信じる日本、その合意は時期が来るまでの延長法と考える中国、その中国に騙されてはいけない。
2.中国の戦法は、微笑み外交で時間稼ぎ・・・、これに騙されてはいけない。
3.尖閣の領有権を議論する必要があるのか。
4.日本の領土であることは確実である。その島に名前をつけるのに憚る事なかれ。
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